駅前のドラッグストア前で
ゴールデンレトリバーが飼い主を待ってた。
ゴールデン贔屓の身としては、非常によい光景だなぁと思ったのですが。
それはおいといて。
犬がこうやって飼い主を待つ姿って、待つことの見本みたいだな。といつも思う。
待つことの根元そのものの姿であるような気がしてしまう。
待つことは犬の姿をしてるんだろうな。
昔、実家で犬を飼っていたのだけど
散歩させついでに滑り台の支柱につないで、ちょっと遠くのベンチから犬を眺めていたりした。
いつも見向きもしないのに、そういう時、彼はこっちをじっと見ているので
私はなんだか、その光景が全く自分が欲しいものそのものであるかのような気がしていた。
犬たちは待ち人がこなかったらどうなるんだろうなぁ。と考える。落ち込みそうだな。
犬たちのことは好きだから、そんなことはあまり考えたくないけれど。
これは猫