つくねん

ただの日記

東京

 

眼下の高速道路やビル群を眺めていたら

もうずっと昔に

一度だけ

実家から仙台の親戚の家まで車で行った時のことがふと思い出された。

何時間かかったんだろう。

相当な時間かかったはず。

夜早くに出て、翌朝ついた。

夜中に東京に差し掛かった時、

もちろん私はフラットにした後列で寝てたんだけど

親が東京だよと私を起こしたんだった。

それが一体東京のどこかもわからないまま

左右に見慣れないビル群があることに圧倒されて

これが東京なんだ、とただそう思ったことと

そうやって東京だよと起こした若い親の顔と、

そのとき運転していた父親の後ろ姿とを

いきなり思い出して

よくわからない気持ちになった。

懐かしく、ちょっと悲しい。

 

不思議なものだなぁ。

私の東京の、原初の記憶。