つくねん

ただの日記

 

借りた小説をぼちぼち読んでいる。

油絵みたいな書き方だな、と思う。

比較的短いセンテンスをやや乱暴に重ねていて。

 

子豚を田中でもらってきた、とだけ書いてあって

この一文、どれだけの人が分かるのだろう?

と思った。

土地のもんじゃなきゃわからないよなぁ。

田中って。

田中というのは肉屋である。

昔は焼肉屋といえばここしかなかったな。

 

ある種ネイティブとして読めるこの小説。

ある種じゃないけども。

噂も血も、目に浮かぶようだなぁ。

前作を読んだのは高校生の頃かな。

すえた臭いのする小説だな、と思ったことだけを覚えている。

 

いまさら、

自分のことを色々重ねて読んでしまう。

腹違いだの種違いだの。

そうした兄弟の死だのなんだの。

(これは最近私にふりかかってきたことであるけれど)

 

つい先日、

この作家のかかわったものの中に

我々兄弟の名前が両方でてくることを知って

ただの偶然にせよ、興味がわいた。

 

もう寝なきゃ。