つくねん

ただの日記

草津節

 

草津、あそこは温泉しかないのだなぁ。

もちろん褒めている。温泉でふやけるためのところだ。

西の河原公園とか、いいけど、特にやることもないし

二人で足湯につかりながら

友人は春からの住処を探していて

私は私で時折その進捗をききながらぼんやりしていた。

西の河原ということで、そこかしこに石積みがしてあったな。

 

東京に戻ってきたのはやっぱり少し遅くなって、

お互い食べ歩きをしているせいもあって

夜ご飯をしっかり食べる気分でもなく

友人をホテルにおくる道すがらの韓国料理屋で純豆腐を食べる。という。

たまたまそのお店が

私がこっちに出てきて1年目くらいの時に友人が遊びに来た折に入った店で

お互いそのことを覚えていて、少ししんみりした。

もう君も、人生の3分の1くらいはこっちじゃないねぇ。と言う。

彼女の日常はまだ地元にあり、私の日常はこちらにあり。

ただ、春から少し彼女の日常も変わるのだろうなぁ。とか。

そういう目に見える変化が羨ましくもあり。

ただ、ちょっと思うのはやっぱり私だって地元を出てしばらくして

こちらで日常を送ることになっていて(地元から帰ってきたらおかえりと言ってくれる

人たちがいて)

地縁の外にでてきたことで

少しずつ変わってきたのだろうな。ということで。

色々友人と話していて、そういうことを思っていた。

彼女は、地縁というものの真っ只中にいる。

そこで仕事をしていて、そこで生きる術を身体化している。

そこではそのための話し方や感じ方といったお作法がある。

私はそのお作法の外にいるから、お互いに、多分、あれ?と思うことがある。

ただ、それでいいんだなと思う。

 

話は変わって。

草津からのバスの中で

後ろの席に座ってた女の子がぐすぐす泣いていた。

どうやら彼氏の女友達に嫉妬しただかなんだかで、

彼氏(T君と言うらしいけど)は彼女をなだめようとして

ほら、ツイッターもインスタもラインも全てブロックするから。

と、彼女の前で実演して見せていた。

私は、漏れ聞こえるそのやりとりに色々考えていた。

 

まずひとつ。

その女の子が、かわいらしいなぁ。と思って。

彼氏の女友達に嫉妬したとして

そこで彼氏の前で泣く(それも結構ぐすぐす)という選択肢は私にはないよな。

と思って。

いじらしい、というやつなのかな。

 

ふたつ。

彼氏が自発的にその女友達をブロックしてみせていたことと、

それに納得していた彼女について

よくわからんな。と思ったのだった。

嫉妬は仕方ないとして、それによって相手の交友関係を制限する

というのは、私にはない考え方だな。と思って。

 

(元恋人の写真を削除させられた、と言う人も周りにいるけど

そりゃおかしくない。そこまでする権利は現恋人・あるいは家族にだってないでしょうよ。

と思ってしまうなぁ。

その人の過去にまで踏み入るのは、踏み入りたい気持ちもわかるけれど

どう考えても違うよな。と、思ってしまう。)

 

自発的に、彼女のことを思って、交友関係を制限する

というのはわかるけど

そのやり方も目に見える「ブロック」やら「削除」という形をとる

というのも、安易な感じだよな。

私のような面倒な人間の場合、そうなだめられることでもっと火がつきそうだな。

と思ったのでした。

120%くらいそう言う展開はないけど。

たとえば

わー、

交友関係を制限するよというのを可視化することで安易になだめようとしてくる。

本質をわかっていない。

ひどい。そうやって私のためとかいいつつ、そう言う一種の定型化されたやり方をインスタントに持ってくるのはあなた自身のためより他ないじゃない。

それは何も考えてないです、って言ってるのと一緒だよ。

ぐすぐす。びえーん。とかって。

くだらないなぁ。正解のないことだろうし。

 

みっつめ。

やっぱり女の子がかわいらしくて。

そう言う一種の痴話喧嘩ののち、すぐに仲直りをしていた。

私なら1週間はだんまりしそう。

いいことだなぁ。だんまりしてたってどうしようもないのだから。

さっさと仲直りしてさっさと話すべきことを話すべきなんだよな。

時間は限られているから。

 

よっつめ。

仲直り後の会話。

T君が、どうして人間って地球酔いしないんだろう。

と言った。

彼女が、そんなことしてたら生きてけないよ。

と返して、

T君もそうだよねぇ。と言った。

いい会話だな、と思いました。

 

これらの会話について、友人に

ねえねえ後ろのカップルがとても面白い話をしている。

と言ったけど、友人は全然興味がなさそうだったので残念でした。

 

草津節にある通り、惚れた病には効かないらしいしな。草津温泉も。

ちなみに私の傷痕はめちゃくちゃ痛みました。瘡蓋剥がしちゃったりするから。すぐ。

わあ痛い、と思いながらふやけてた。

 

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プリンをくれる人。

 

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恒例の現地おみくじ引き

 

春先の旅先を決めました。