つくねん

ただの日記

寂しいとか寂しくないとか

 

肩車されてる女の子がいた。

小学校一年生くらいかな。たぶん。

家族仲がよいのかわからないけど

バーバパパは檻から出てどうのこうの。という話をしてた。

バーバパパはどうして檻から出たの?と女の子。

寂しかったんじゃない。と女の子の母親。

私は寂しくないよ。と女の子。

え、と女の子の母親、

パパとママがいるから私は寂しくないよ。と女の子。

笑う親。

 

という、やりとりを背中越しに聞いててさ

なんだかいろんなものをごりごり削られた気がする。

なるほど、これはまるで別世界だな。

ごりごり。

 

その家族の今後はもちろんわかりようもないけれど

その時、十全な幸せのありようみたいなものがそこにあって

すっかりあたってしまった。

 

寂しいとか寂しくないとか。

誰がいるから寂しくないとか。

 

そりゃ、負けるよな。と思いました。

なにに負けてるのか、

それをつまらないとか比較することじゃないという人もいるけれど

そういう人はだいたい持っている側で

負けている側にはいないのである。

 

あの女の子にはもちろん、今後も幸せで寂しくなくいてほしい。

それはそれとして。

めちゃくちゃきついなぁと思ったのだった。