つくねん

ただの日記

まるで恋してるみたい

 

近所に開店したカフェへ行って、

1時間ばかしそこで本を読んできた。

週末だけ営業するらしい。

雨がトタン屋根を叩く音が響いていて、いい空間だな、と思った。

 

てっきり、『津軽』は紀行文だと思っていたのだけど

小説らしい。

そうだったのか。

最近、いくつか太宰の小品を読み返していたけれども

やっぱり文章が上手いんだなぁ、と思わされる。

 

「つまり、お互い、大人になったのであろう。大人というものは侘しいものだ。愛し合っていても、用心して、他人行儀を守らなければならぬ。なぜ、用心深くしなければならぬのだろう。その答は、なんでもない。見事に裏切られて、赤恥をかいた事が多すぎたからである。人は、あてにならない、という発見は、青年の大人に移行する第一課である。」

 

この次に、有名な一節が続くけれども、大人ってなんだろうなぁ。と思うな。

 

昨日、あまりに、長い友人という人とのやりとりが丁寧だったのでびっくりしてしまった。

いわく、お互いに大人だから。らしい。

お店に入れなくて困ったということも

とても楽しそうに話すから、

まるで恋してるみたいですね、と言った。

うらやましいなぁ、と思う。

いつか離れざるをえない自分のことを思うと、

正直に、とてもうらやましく思う。

 

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芍薬を2本。

うまく花開いてくれると嬉しいのだけど。

島旅計画をたてないとなぁ。

明日からのことを思うとげんなりする。

 

同じ津軽から。

「信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせる事が出来ない。」

という一節もあって、

半分頷き、半分首を傾げる。