つくねん

ただの日記

春だね

 

街行く人にあたる日差しをみていて

ああ、春だな。と思った。

横断歩道ですれ違ったカップルのうちひとりが、

春だねー!と言ったので

春だね、とすれ違うだけの存在の私が返したくなった。

春だね。

 

この時期になると着るコート、

もう10年くらいになる。

よくもってるなぁ。

でもそろそろ新しいコートを買っておいたほうがよいのかしら。

なんて思わなくもない。

まぁまだしばらく大丈夫かな。

 

渋谷の西村フルーツパーラー、

永山則夫が働いていたところだと知ってはいたけれど特に意識したことがなくて

そういえばそうだよな、と思い始めたのがひと月くらい前から。

永山則夫、いい文章を書くんだよね。

永山基準でよく持ち出されるその名前にどれだけの人が関心を持って、彼の文章に行き着くんだろう。

 

とかそんなことを思いつつ

髪を切りに。

前みたいなショートにしようか、春だし。

と思ってたけど、

結局伸びた分を切るだけにした。

あとはすいてもらって、さっぱりした。

ほんとは、サイドとかバックの刈り上げとか、刈り上げた部分だけ脱色するだとか、そういうことをしたい気持ちもあるけど(本来そういうことをするのが好きなので)

せっかくそこそこ伸びたしなぁ、とためらいが生じる。

何より、髪が一定程度長いというのは

多分に女らしさのアイコンとして機能してて、

それで中身に全く女らしさ(とされるもの)がない私としては

ひとつくらいそういうアイコンを有してた方がいいのかなぁ(話が早い場面もあるのか?)、なんて思ったりもする。

前にそういう話を、髪が長いほうがいいよという友人にしたら

君、そんなことを言ってたらモテないんだぞと言われた。

 

で、髪を切ってから品川をぷらぷらして 

帰ってきた。

何気なく上を見ながら歩いてたら、廃墟?の屋上に梅か桜かの花が咲いていて

あーこれは美しいな、と思いました。

これ、どれだけの人が気づくんだろう?

桜っぽさもあるけど、色の濃い奥の木は梅かな?

あるじなしとて 春な忘れそ

を地で行く光景だな、と思いました。

久しぶりにいいものを見たなぁ。

花は別にそれを見て楽しむ人間のために咲くんじゃないよな、というあたり前のことを思いました。

人間もそうあれたらいいけれど、

人間が人間である限りは難しいよね。

 

何がどうなったか、

最後に残るのは何かみたいな話になって。

個という人と、

アーレントを引いて母語と冗談で言った私と。

冗談のつもりだったんだけど(アーレントのそのタイトル、何が残った?母語が残った。が個人的に好きなので)、

たしかに言語中心主義と言われたら、そうかもなぁと思いました。

その辺はちょっと考えたり勉強したりしたいですね。

あとは仕事の話?とかもしてくれたけど面白かったなぁ。

よくわかんないけど色々あるんですね。

蝶を追っかけていくと云々ってくだりは

いざ及ぼうとすると金閣があらわれて不能に陥るっていうのと真逆だなぁと思いました。

しかし不敬映画というジャンルがあるんだね。

すごい名前だ。不敬映画。 

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帰り道で野良猫さんをみつけた。

手前の猫さんが奥の猫さんを好きなようで

ペロペロしに行ってた。

可愛いのでしばらく見てました。

 

ふと思ったんだけど、

私が寝てる時間の1/3は起きて暇してるんでしょうか?

縫い付けられてるから本も読めない??

 

帰ってきて知らない間に寝てたみたい。

ねむい……。