つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

神様をげっとしたい

 

見た。

ゆきゆきて、神軍

何を言ってるか聞き取れないところがあったこともあるけど、

これは人の表情というものを見る映画だなぁと思った。

ドキュメンタリー映画全般がそうなのかもしれないけど。

 

人間なら怒れ、とか

車に書かれてる捨身即救身とか、

世界を良き方向に導く暴力ならどんどんふるうぞ、とか。

過激な言葉も多いし

殴り合いもするし

そのうち人を撃っちゃったりもするし

あの時代の

生活へのカメラという権威性の流入もだけど、

暴力にまみれた映画だった。

そして、奥崎謙三という人の暴力に晒される人たちの表情がいい。

いい、というと語弊があるだろうけど

人はこういう表情をするのだということで

悔恨や恥や傲慢や保身やが

ちゃんとその人間の表情を成していて

果たしてそれを曝すことが正しいことなのか

それをするための暴力はよいことなのか

私には今の時点でわからないけれど。

 

見終わった後、監督による1時間程度の小話もあったんだけど。

その中で、

奥崎謙三という人間の戯画性(及び編集の力)、鄙俗性というものを話していたけれど、

それをこの映画を見せた後に言うのは正しいのか?と思いながら聞いていた。

それは、彼のカリスマ性(というか映画の中でのキャラクター)を損なうことにならないか、と思って。

でもおそらくは、

そういう人間ではあるけれども

戦争という強烈な体験を経て

歪められ

怒りを内包させられることとなったのは紛う方のない事実なんだろう。

ということに今の時点では落ち着いた。

ある意味、少し誰かさんに似てるよね。

 

面白いなぁと思ったのは、

奥崎謙三がやたら神様というところで

彼にも彼の神様がいたんだろうなぁということで。

神様ってなんだろうね。

私も私の神様をげっとしたい。

 

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映画館に置いてあったゴジラさん。

私もおんなじやつ持ってるーと思っていじって遊んでいた。

 

朝、健診を受けにいったのもあってとっても眠い。