つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

ここはなんという現実

 

電車で人が本を読んでいると

何読んでんだろうなぁって気になるんだけど

 

若い短パンのお兄さんとか

まじめそうなサラリーマンの人とか

経営とか働き方とかマネジメントとか人材がなんとかって感じの本を読んでる人、多い。

 

その本の内容については

つゆほども興味がもてないんだけど

みんながそういう本を読んでる理由が気になってきた。

錦を飾るため?自己実現というやつ?

セルフエスティームの醸成?

社会に必要とされるため?

市場価値を高めるの?

 

ああいうのって、面白いのかしら。

人文書の棚は駆逐されてくのに

ああいうビジネスとか自己啓発の棚が

展開されていて

ううむ、と思う。

 

そういえば、

3ピーススーツをきたお兄さんが

月と六ペンスを読んでたときは

わくわくしたなぁ。

革のブックカバーをつけてたけど

いい感じに焼けた岩波文庫だったから

裸本で読んでくれたら眼福だなぁと思いました。

個人的な好みの話だけど。

 

こないだは

ロング・グッドバイをペーパーバックで読んでる男の人がいた。

 

あ、

固定資産のなんたらという本を読んでた女子高生がいたときは

ここはなんという現実なんだと思いました。

ヴィレヴァンに行って澁澤龍彦を買って来る方が健全な気がするよね。女子高生。

 

固定資産の税制やら管理やらの解説にアンニュイはないけど

サド裁判の最終意見陳述にはアンニュイを感じるじゃないですか。

女子高生から

アンニュイへの感受性をひいたらこの世も終わりじゃないのかなぁ。

澁澤龍彦かっこいい、とか言っててほしい。

と、こないだ友人とひとしきり

澁澤龍彦はイケメンでインテリでいいね

とかあほそうなことを言ってた

かつて女子高生だった私は思うんだけど。