つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

台風の夜

 

台風。

雨も風も、やや強い。

けれど、家にいるから、少し窓を開けて

雨降りの音を聞いている。

 

人はやっぱり、ちゃんとさよならを言って別れるべきだ

と思った。

 

 

さよならを言えたのと言えなかったのとでは

その後の人生で埋めきれない差ができる。

大切なものであればあるほど、

大切な人であればあるほど、そうなんだろうなと思う。

 

さよならを言うのは少しだけ死ぬことだ、とマーロウが言うけれど

ちゃんと少しずつ死んでいくということは

とても難しく、

そうやって少しずつ下に積み重なる死が

腐葉土となって生きていくことを支えるのかもな、と思う台風の夜。