つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

そういえば

 

とても寒い。おまけに風も強い。

 

帰りに本屋に寄って、『神の子どもたちはみな踊る』を買い

本屋の下にあるドトールで1時間くらい読んできた。

すっかりドトールロイヤルミルクティ贔屓になっているな。

この短編集、読み返すの何年ぶりなんだろう。

タイランド」なんて短編、あったっけ。

緑の蛇と北極熊の挿話。

 

地震つながりで、そういえば。

 

昨年の晩春に、ふらっと北に出かけた。

友人は仕事だったのだけど、色々と連れて回ってくれ(もちろん仕事しながら)、

3月11日、津波にほとんどを攫われた沿岸部にも連れて行ってくれた。

今や剥製となった奇跡の一本松、そのものに思うところはなかったけれど

とにかく、あの周りの風景は普通じゃなかったな。

町を走る車のほとんどが工事関係の車両だったし、

なにもない、静かな町にひたすら何かを建てたり掘ったりする音がなっていて、

まるでトカトントンではないかと、正直なところ思った。

 

たくさんの時間と労力をかけ町を作り直して、

それで、ここに人は戻ってくるのだろうか。

という話を、友人とした。

ここで生きてきた人たち、ここで亡くなった人たち、生きるためにここを出た人たち、生きるためにここに戻ってくる人たち、その他の人たちについて。

きっと、正しくはないことだけど、その町を歩いたときにそう思った。

そしてそういうものと対峙するのは、とてもしんどいことだろうなぁとも。

 

この短編集を読み返していて、ふと思い出した。

 

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よく晴れていて、鳥が鳴いていた。

 

今日学んだ言葉「せんべろ」。体によくなさそうな響きをしている。