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つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

Born to be Blue

 

いい映画をみた。

 

起きてみるととてもいい天気で

気持ちも軽いし、せっかくだからと散歩に。

 

近所にこじんまりとした禅寺があって

いつもそこを通るときに

不定期に変えられるお言葉的貼り紙を少し楽しみにしている。

今朝ちょうどその貼り紙が変わっていた。

 

水流れて元海に入り

月落ちて天を離れず

 

少し電車に乗って、その辺をぷらぷら歩き

気になっていた「ブルーに生まれついて」という映画をみた。

90分程度の映画。

私は音楽に明るくないし、ましてやジャズなんて聞かない。(Bye Bye Blackbirdは好きだけど、それくらい)

で、これはジャズミュージシャンの伝記的映画。

なんの知識もなく見に行ったけれど、

珍しく軽快だった気持ちが

寂しい気持ちにもなったけれど、

いい映画だと思う。

 

俺は自分しか傷つけていない、と、いう。

チェーホフは、恋をしている時が人間の真の姿だといっている、と、いう。

ハリウッドでは、キスは2千万ドル、魂は2ドル。これ誰の言葉だと思う、モンローだ。と、いう。

 

どうしたって悲しい映画(画も青みが強い)なのだけど、

どうにもならないことがあるのだということを

その痛みをぼかさず

誠実に描いたものは好きだ。

 

人間、どうしたって

そう在ることしかできない

なにか本質がそれぞれにあるのだ。きっと。

自分を傷つけようが傷つけまいが、

誰かを傷つけようが傷つけまいが。

 

ということを、ロイヤルミルクティーをのみながら思っている。

 

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