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つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

宇宙の一番遠くをみる

友人から電話がかかってきて少し話をした。

 

一番初めは大統領選の話。

次に彼の仕事の話。

どうでもいい話。

理想の話。

 

彼と彼の友人たちの話を聞くのが好きだ。

類は友を呼ぶ、とはよく言ったもので

変わりものの彼の周りには変わった友人たちが多いらしく

エピソードも実に多様で聞いていて楽しい。

思えば彼と初めてあった時、「僕の考える永遠性について」というスライドを見せられて、なんなんだこの人はと好感を持ったことを覚えている。

(彼曰く、あの頃はまだ勢いがあった、ということらしいけど)

 

彼の友人のBくんについて。

Bくんは物理学徒で、彼曰く「やや古いかっこよさに憧れている」とのこと。

(二人は、どちらが先に南極に行くのかというよく分からない競争をしている。)

そのBくんと友人が飲んでいた時、

Bくんは至極真面目に「俺は宇宙の一番遠くを見るんだ」と言ったのだという。

それを聞いて、素敵だなと思った。

こういう人がもっといればいいのにな。

 

理想を語る、というと

まるで現実が見えていないと揶揄されがちだけど

現実が見えていて、それでもなお理想を語る人が必要だと思う。

たとえ社会に必要でなくても、私には必要だから、そういう人がいてほしいと強く願う。

宇宙の果てでも、世界共和国でも、なんでも。

憲法よりメシだし、理想で腹は膨れないし、文学は飢えた子どもをもちろん救わない。

だけれども、理想にも文学にも、私は夢をみていたい。

 

ということを思ったのでした。(というか、思っている。強く。)

 

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うっすらと見える「ファーストフードくまさん」の悲しいあと。

ところで来週こっちに来るらしいけど、ご飯に行けるだろうか。