読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

どこから来たのか、どこへ行くのか。

広島県尾道市に来ている。

方々から聞こえる広島弁(?)が素敵。

広島弁をききたいがために、普段話さないタクシーの運転手さんとも会話をした。

あれやこれやと教えてくれ、

どこから来たのか、どこへ行くのかをきかれた。

(ゴーギャンみたいだ)

尾道は素敵な町だ。

どこか故郷に似ている。(断然、こちらの方が都会だけど)

だからなのか、歩いていて変に緊張しない。

坂のいたるところに猫がいる。素晴らしい。

素敵な映画館も、素敵な喫茶店もあった。

( 疲れたら休むがよい。彼らもまた遠くへは行くまい。 というツルゲーネフの言を引いていた)

また今日はお祭をやっていたようで、それも見ることができた。

その土地に根付く文化と、その文化のただ中に生きてきた人々をみた。

わたしの生きることのなかった文化と

わたしが生きてきた文化のことを思った。

わたしが永遠に母語とできない広島弁

わたしの母語である地元言葉を思った。

自分が全くのストレンジャーであるということを知るのは、とても気が楽だ。

ここでは連れ以外に私を知る人がいない。

自意識の枠がぼやけていくような気がする。

少し、自由を感じる。

頭の中で奥田民生が歌い出す。

どこから来てどこへ行くのか。

わからないけれど、とにかく明日もまだどこかへ行ける。

f:id:shrikm:20161103225021j:plain

千光寺近くにいた猫。