つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

2016年10月29日

今日は朝から行きたくないところに行き、

やっと解放されたと思ったら

降って湧いたように行政サービス窓口に行かなければならなくなり、

ただでさえ最近は憂鬱なのに

もう苛々が募ってしかたなくて、

でも、人と会う約束があり、

その人には会いたいけれど、

だって今すごく苛々していて、甘えて嫌な態度をとってしまうに違いないと分かりつつ

遅れて待ち合わせ場所に向かいました。

 

案の定な感じでした。

 

もともと歩くのが遅いのに、気が重いと歩速も落ちて、どんどん距離は離れていくのだけど

しばらくすると立ち止まってこちらを振り向いて

じっと私を見ているので、

怒ってるかなぁと思うと顔も見られずに、ますます歩くのが遅くなり。

でもそういう気持ちと同時に、

なんだか、RPGゲームで出てくる

チュートリアルの案内人みたいだな、という気がしてくるのでした。

でもこれは、ある意味では正しくて

私より長く生きているその人は、

歩くのがあまりに下手な私を見かねて

ヒントをくれたり、先導してくれたり、励ましてくれたりするのです。

 

私がダラダラ歩いていたら

雨が降ってきて

途中で傘を買ってくれたのだけど、

私はそういうことがとても不思議で、またとても嬉しい。

人に傘を買うという行為を、

私宛にしてくれる人がいるということがとても不思議です。

よく覚えているのだけど、

その人と2回目に会った時、帰りに雨が降っていました。

ビニール傘に入れてもらいつつ駅の改札まで行って、

では、と別れようとした時に、そのビニール傘を渡してくれたのでした。

だって、いまここは雨が降っているのに

それを私に与えたら自分が濡れてしまいます。それをわかっているのだろうか?ととても不思議でした。

 

話は変わって、

BSでやっていたスペインの都市紹介番組を見ていたのですが、

ずっと観光客やらの写真を古いカメラで撮り続ける男性がいました。

なぜだかわからないけれど、彼のことを見ていると、

なんだか急に胸が苦しくなって、なんとか止めようとしたのだけど、泣いてしまいました。

人前では絶対に泣きたくないと思っているのだけど、

たまに、自分の支配がどうにも及ばなくなって泣いてしまうことがあります。

14歳の時に2回、きっかけはなんていうことはないもので、でも当時抱えていた色々な問題をもうどうにもできなくなっていたことも祟って、2、3時間ずっと泣き続けていたことがあります。

その時は、もう色々と限界だったのだと思うけれど、

今回はまだ限界までは達してないはずで、

でも自分が思っていたよりもしんどかったのだなと思いました。

気がついていたのかなかったのか、特に触れないでいてくれたのがありがたかったです。

その写真屋さんは、なんだろう、すごく生きているという感じがして

私の目にとても温かく映ったのだと思います。

そのスペインの番組で見るスペインに生きる人々は、とても魅力的で(多分に編集の効果なのかもしれませんが)、飛行機は嫌いなのに、いつか行きたいと思いました。

 

そんなこんなが私の2016年10月29日で、

お世辞にもうまくいった一日ではありませんでした。

だけど、そういう日に

たまたまにでも側にいて傘を与えてくれ、気遣ってくれる人がいることを思うと

向いていないなりに頑張って歩いてみようという気になれるのでした。

 

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大室山。この山の感じが、とても好き。