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つくねん

思ったことや感じたことを書きとめる場として。

幸せを複雑にしている。

10日ぶりくらいに、仲の良い友人から電話がかかってきた。

最近眠れないのだという。

彼の仕事は不規則で、ストレスフルだろうし、さもありなんという感じ。

 

互いの近況報告をして(私は話すことがないから、だいたい聞いている方)、

相変わらずどうでも良いことを話していたところで

「思春期に文学でも漫画でも、そう言った表現の中にのめり込んだ人は、幸せを複雑にしている」と彼が言った。

田舎で、特に何も考えず(幸せを複雑にせず)、流れ着くままに、いえーい、と言えればそれは幸せだよなぁ。と。

たまにこう言った、いわゆるマイルドヤンキー的なものへの憧憬を見せるのは彼の常である。

実際の彼は、そう言ったものとは真逆にいるのだけど。

まぁ、その気持ちはわからんでもないなぁと思う。

でも、こうして、幸せを複雑にしてきてしまった我々なので仲もいいのでしょう。

 

ここでいう幸せが、形でも結果でもなく、解釈であり手段だという共通理解があるから、話も成り立つし

多く感覚的に(そして多く相手の知性に甘えて)話が成り立つ友人を持てたことを純粋に嬉しく思う。

だいたい他の人とこういう話をすると、途中でお互いの意味のすり合わせが面倒になって放り出してしまう。彼の他にと考えると、あと一人しか思い浮かばない。

人と突き合せる根気強さをもたないから、ダメなんだろうなぁ。

何より私は、こういったものを発話するということが本当にできない人間で、

だからまだ書く方がなんとかマシ、という気がしている。

 

このよくわからない場所だって、

なんとなく自分の思ってることや感じていることを、ツイッターよりはまとまりのある長さで、自分用に溜めおいておこうかな、と思ったから作ってみたのだし。

(もしくは私が蒸発したりした時、こいつはこんなイミワカラン、ムエキなことを考えてたんだなぁというのを、私の知らんところで知っておいてくれ、という欲があるような気もする。)

 

来月号の美術手帖に撮った写真が出るから買えよ、と言われたけど

立ち見するねと答えておいた。特集が面白そうなら買おうかなぁ。

どこそこで展示もするから来いよ、と言われたけど、あいにくその日、私は広島にいるのだった。

 

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友人が撮った私の後ろ手。